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研究内容(Research Topics)
Anthropocene and Environments
人新世という時代は、地球環境に及ぼす人為的な影響が極大化した時代と定義することができます。地球規模での進む人口増加と人類の影響の増大が地球環境、生態系、将来の人口動態に及ぼす影響をs間ざまなアプローチから研究します。
関連活動:人新世研究会(Anthropocene Research Club)
Fire-fighting Chemicals and Environments
国産第一号となる泡消火剤の開発に参画。 環境に対する影響を最小化するため、様々な生物(水生生物や植物)に対する毒性を有さない素材の選定と製品の生態毒性評価方法を確立。 その他、燃焼時のガスが生物に与える影響の評価など火災と環境に係わる生物工学研究を実施。
Plant-Microbe Interactions (Phytopathology and/or Symbiosis)
Plant Cell Signaling (Calcium, ROS, signaling molecules)
植物が微生物や環境の変化に対して示す応答反応に関する研究。 特に、植物ホルモンの関与や細胞内カルシウム情報伝達経路や情報伝達物質 としての活性酸素の挙動や細胞の応答反応などの解析をモデル植物の培養細胞や 様々なミュータントなどを活用して研究中。
REDOX Biochemiustry (Natural and Artificial Enzymes, Prions, Heme proteins)
植物由来の酸化還元酵素やヘムタンパク質さらには、プリオン由来ペプチドが触媒する活性酸素の生成メカニズムの解明と工学的利用に関する研究を実施中。
Biosensensing and Microbiorobotics (sensings and manupiulations of living plants and micro-organisms through electrical, optical and acoustic approaches)
知的クラスター採択研究テーマであり、ペプチド鎖の設計や遺伝子の導入により任意の機能を付与した細胞 (動物、植物、藻類、原生生物、バクテリア)を利用した「生物の機能と構造を最大限に活用したバイオセンシング」と微小空間内で生物を自由に操り仕事をさせるマイクロバイオロボティクスを実現します。 マイクロバイオロボティクスでは、主としてミドリゾウリムシを活用中。
Environmental Science and Engineering (Eco-toxicity, Environ. Biol., Environ. Evaluations, Water treatments)
企業や海外の大学との共同研究を軸に、環境生物学、環境評価(水と大気)、 新規の光触媒技術を駆使した水処理技術などに取り組んでいます。
Metals in Biology/Biochemistry (metal toxicity, inorganic biochemistry, heavy metals, rare earth elements, alminum etc.)
主として植物細胞を対象とした研究、金属イオンの環境毒性メカニズムの解明とその工学的な応用を目指す。
現在までに、タバコ培養細胞を用いた金属カチオンによる細胞毒性のメカニズムを解明する研究を実施。 これまでに希土類イオンやアルミニウムイオンが細胞膜の活性酸素生成酵素NADPHオキシダーゼを活性化することにより急激な活性酸素生成が起きることを証明。 また、金属の種類によってはイオンチャネルを選択的に阻害することによっても毒性を発揮するメカニズムについても詳細に解析。
Science History (History of Botany, Microbiology, Mathmatics, Chemistry, Physics, etc. in France and Japan)
特にフランス生物学史や日本とフランスの化学交流に関する研究。 具体的には、ソルボンヌ大学由来の文献の収集と解析。 日本学術振興会とフランス外務省との二国間共同研究《SAKURA》プロジェクト採択テーマである。 研究パートナーは、パリ第7大学のF. Bouteau博士のグループ。
Blood Biochemistry (Hemoglobin redox engineering, Leucocyte biochemistry, immunology etc.)
ヘモグロビンの生物化学および血球細胞の生物学(サイトカイン応答など)。基礎から応用まで。
Fresh water and marine biology, eco-physiology and bioengineering (fishes, bivalves, Corals, photosynthetic unicellular dinoflagellates etc.)
現在、新規の研究テーマに挑戦中。材料は、主としてヒメダカやヒメシャコガイ。
Plant production factory and algal cultures
現在、新規の研究テーマに挑戦中。
上記の並びは、イベント、論文発表、プロジェクト、現在の興味などを総合的に反映したものです。