北九州市立大学 エネルギー循環化学科 李研究室

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学科・教育研究分野

Thank you for visiting our web page ! コロナの壁を越えて!! 生体安全性と従来の性能をはるかに越えた新しい光触媒開発に成功!!

融合化学・ナノ医療工学研究室

エネルギー循環化学科・先進マテリアル分野

機能性ナノ材料、先端計測、低分子・揮発性代謝物分析、生体分子情報解析
ナノ技術とバイオ・医療の融合を目指した新しい研究領域の創出を目指して!


ようこそ李研究室へ!

 2020年は何より研究も大学の組織運営において活発な活動を期待しましたが、年度初めに日本上陸拡散し続けたコロナ(COVID 19)の関係で予定のことが殆ど実現できず、その代わりにオンライン対策会議やオンライン講義の準備に負われ、疲れの毎日を過ごしています。恐らく、私だけではなく多く人が同じ状況下の中で苦しい生活を過ごしていると思います。特に、景気の悪化は規模の小さい中小企業や商業を営んでいる方々にとっては生活の存続にかかわる問題として大きな問題です。

 私が大学時代に生物学を勉強した時に、世の中には2種類の生物が存在し、その一つは自分一人では生きて行けず、他種の生命体を借りて生きていくものがあると教わりました。それがウイルスです。このウイルスというものは生体適応性が優れ、人間の体の中に防御体制が整えると遺伝子を変異させ別の体に移っていく非常に賢い生命体です。しかし、これも神の作品で、なぜかと言うと、このような攻撃性の高いものが存在しなくなると、人間を含む動物は免疫作用が低下し(もしくは免疫が必要なくなる)、逆に恒常性という生命存続の最も大事な機能を失ったかもしれません。大抵は免疫で対応できるものですが、昨今のコロナはその脅威が人間の想像を超えるようです。どこから生まれて来たものかも分かっていないし、おそらく科学技術のレベルを超えたように強力なものと思われます。ある科学者の話によると、この種のウイルスが世界からなくなることは恐らく無いと言っているので人類最大の危機かも知れません。

 しかし、我々は戦うしかありません。特に、科学者に任されたミッションと思えば、この状況を乗り越える良い方法が見つかるかも知れません。私は自分が持っている知識や技術を最大に活用してこの厳しい状況と戦っていくつもりです。一緒に頑張りましょう!

 2020年 コロナ禍の中の秋を迎えたある日

お知らせ  News & Topics (最終アップデート2021.1.18)

Bookチャプター(Fibre-Optic Chemical Sensor Approaches Based on Nanoassembled Thin Films: A Challenge to Future Sensor Technology BOOK TITLE: Current Developments in Optical Fiber Technology)のダウンロード数が2000を達成しました。詳細はこちらnew
液種別判別センサ(特願2020-214874)<特許出願>しました。詳細はこちらnew
Long-Period Grating Fiber-Optic Sensors Exploiting Molecularly Imprinted TiO2 Nanothin Films with Photocatalytic Self-Cleaning Ability (IF:6.232)の論文掲載。詳細はこちらnew
新規酸化チタン光触媒製造技術特許取得が決定しました。詳細はこちらnew
研究室のFacebookを開設しました。詳細はこちらnew
[Open Access: Review] Tapered optical fibre sensors: current trends and future perspectives (IF: 3.275)の論文が論文誌から“Editor’s Choice Article”に選ばれました。詳細はこちら
Formation of Hollow Porous TiO2 Nanospheres via Encapsulation of CO2 Nanobubbles for High-Performance of Adsorption and Photocatalysis (IF:4.174)の論文掲載。詳細はこちら
[Open Access] Template-sacrificial conversion of MnCO3microspheres to fabricate Mn-doped TiO2 visible light photocatalysts (IF:6.289)の論文掲載。詳細はこちら
東横化学株式会社、当研究室との共同研究成果を商品化へ。詳細はこちら
第79回分析化学討論会(北九州、小倉)で“匂いによるがん診断”というタイトルで高校生と一般参加者向けに講演しました。詳細はこちら
「匂いによる超早期癌診断技術の確立」に関するコンソーシアムの企業会員を募集中です。
<注意>枠に制限があります! 詳細はこちら
有機化学Iの授業Linkサイトを開設しました。右側の“授業”アイコンまたは こちらをクリック!
李研究室ホームページをリニューアルしました。
【記者発表】唾液から検出した匂い成分による口腔癌診断技術を発明したことを発表
JST新技術説明会で“揮発性口腔癌バイオマーカー及び匂いによる口腔癌診断”について講演
論文掲載(J. Chromatogr. B 1104 (2019) 49-58)
特許出願(特願2018-205844:癌の診断を補助する方法、および癌を診断するシステム)

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